2月25日(火)、西部医師会館で新型コロナウイルス肺炎の研修会が開かれ、中部医師会と東部医師会にも中継されました。変化が速く、鳥取県医師会報のような紙媒体では「手遅れ」になります。ML等のデジタル情報が必要です。
千酌先生の講演を拝聴し、この書き込みとの重複は少なく、私が書き込む「雑学的知識」も少しはお役に立てるかと思いましたので、続けさせて頂きます。
2月19日の讀賣新聞記事が、インターネットで流れていました。題は「新型肺炎検査 万全の備え」で、「県衛生環境研究所 1日10~20人分 判定可能」が副題です。
県内での発生例で、感染の有無を確定するこの研究所は湯梨浜町にあります。検査が必要な人は、「発熱・帰国者・接触者相談センター」に電話して相談します。「必要」とされた場合、同センターから指定された医療機関を受診し、そこの医師が咽頭粘膜と喀痰からの検体を採取し、検体はこの研究所に搬送されます。
この研究所でウイルスのDNAをPCR法で調べます。陽性と判定された場合、その病院に入院します。2回の陰性を確認して退院となります。検査結果が出るまでには、4~5時間必要です。検体が増えても、5人の担当職員が全員で対応すれば、1日あたり10~20人分は検査出来るそうです。
国から検査試薬は届いており、「万全の連絡体制をとっている」との頼もしい言葉が最後に載っていました。
【編者注】検体の搬送時間も必要です。
ちなみに、県下の第二種感染相指定医療機関の病床は、鳥取県立中央病院4床、県立厚生病院2床、鳥取大学医学部附属病院2床、済生会境港総合病院2床です。
2月27日 平成版「避」病院の必要性を感じだした T.HoSoDa
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