4/4武漢―都市封鎖６０日間（２）

続きです。

 

　財新記者：封鎖期間中、自分が感染すると怖くなったことはなかったか。

　方方：郊外に住んでいて、行く場所や会う人をみても、感染する可能性は低いと考えていた。春節前には、自分が感染していないことに自信を得た。

　財新記者：この期間中に最も悲しかったのは何か。

　方方：仲の良い友人や同級生の死だった。その中で最もショックだったのは、映画監督の常凱さん一家４人が、２月に相次いで亡くなったこと。

　一番憤ったのは初動が２０日位遅れたことで、これで後々の深刻な混乱を招いた。従って人災と思っている。最も感動したことは、医療従事者の勇敢な姿で、特に武漢中央病院の眼科医李文亮医師で、１２月３１日に警鐘を鳴らし、警察の訓戒を受け、自らもこの病気で亡くなった人達への気持ちである。

　財新記者：あなたの「方方日記」は、武漢以外の人が朝起きたら真っ先に読むのが日課のようになる程、注目されているが。

　方方：最近注目されたのは「驚きの極み」で、自分の日記が他の人とどう違うのか、自分でも分からない。

　財新記者：日記を書き始めた動機は？

　方方：雑誌「収穫」から寄稿依頼を受け、最初はためらっていたが、「記録を残す」ことを考えて始めた。「微博」は色々な制限がなく、便利だった。その後、友達のSNS（ウジーチャット）で代理寄稿していたが、１日１篇しか投稿出来ず、深夜でないと送れないので、夜書いていた。夜の方が資料も集め易かった。

 

　まだ続きます。

 

４月４日　　「方方日記」を読んでみたいが、方法を知らない　T.HoSoDa

【”2021中国五県ゴルフ場カレンダ－”   会員権ご購入の方にプレゼント中！！】