4/5武漢―都市封鎖６０日（３）

　財新記者：多くの人は、あなたの日記を「戦場日記」として読んでいる。救援情報や感染の拡大情報はどのようにして得ているのか。

　方方：自分は武漢の被災者であって、「被災者日記」である。「戦場日記」とは考えていない。情報はネット等で幾らでも入手出来る。医学的なことは医者に聞いた。情報は厳密でない場合があり、書き間違いもあったが、核心的部分は間違っていないと思っている。

 

　財新記者：読者はあなたを政府の「批判者」と思い、市民の弁護人と思っているが。

　方方：個人的日記記録であり、批判すべきは批判し、弁護すべきは弁護したまでである。自分は常々「実事求是」を強調している。決して、誰かの歓心を買うために書いている訳ではない。

【編者注】 実事求是：本当の事や真実を求めること。

 

　財新記者：初期の感染予防ミスへの批判が、関係当局の不興を買うことの怖さはなかったか？　官僚の苦労も書いているが、これを官僚を弁護していると感じている人もある。

　方方：関係当局の不興は、私とは無関係ではないか。関係当局は先ず武漢人の機嫌を考えるべきだ。一部のネットユーザーは官僚の細かい動きに拘り、文字の読み間違いも指摘する。これは小さいことで、全力で感染防止対策をしている最中に、止めるべきである。今追究すべきはもっと大きな事ではなかろうか。

 

まだまだ続きます。

 

４月５日　　日本でも共感をよぶ内容があると思う　　T.HoSoDa

【”2021中国五県ゴルフ場カレンダ－”   会員権ご購入の方にプレゼント中！！】