T.HoSoDaの時事川柳選句（１５７０） ２０２０年１０月１８日
知ってても 英語で言わぬ 人が好き
（東京 新橋裏通り・毎日新聞・万能川柳） 安倍首相はどれ位ご存じだったでしょうね。英語は知りませんが、カタカナが好きでした。菅首相の口からは、未だ「流行的カタカナ」が出て来ません。
法相が 買収をする 法治国 （相模原 ホンチ・毎日新聞・万能川柳）
「ほうちこっか（法治国家）：国民の意思によって制定された法に基づいて国家権力を行使することを建前とする国家」、これが広辞苑に載った内容です。任命責任を問われても仕方ない人事でした。
よく被告 生みだす党だ 自民党 （湯沢 馬鹿駄太物・毎日新聞・万能川柳）
政権与党は「魅力が溢れ過ぎた」政党なんです。
喝采も 驚きもない 記者会見 （千葉 ペンギン・毎日新聞・万能川柳）
ねぎらい（労い）の言葉もありませんでした。新聞記者の条件は「不遜」です。
野党には チャンスにならぬ 安倍辞任 （射水 江守 正・毎日新聞・万能川柳）
野党は安倍さんどころじゃないんです。
俺は今 どこの民主党 だったっけ （鎌倉 加納 稔・毎日新聞・万能川柳）
自由「民主」党、立憲「民主」党、国民「民主」党、そして社会「民主」党、これだけありますが、どちら様で？
その人の 不在が語る 存在感 （北九州 杉本おと・毎日新聞・万能川柳）
今の日本ではどなたでしょうか。ちょっとお考え下さい。
オペラ聴く わかったような 顔をして （安曇野 荻 笑・毎日新聞・万能川柳）
理解出来なくても、理解出来た顔をしてうなづき、周りに合わせて拍手をします。オペラの言語は、ドイツ語、イタリア語、そしてフランス語が主です。
テレビでクラシックファンの方々の横顔を見ていると、「クラシック以外は『音楽』じゃない』」のお澄まし顔で聞いておられます。
ちっぽけな 種一つから このスイカ （久喜 宮本佳則・毎日新聞・万能川柳）
その通りです。特大は１１ｋｇ以上、４Ｌは８．５ｋｇ以上です。普通売られてい３Ｌでも７．５ｋｇはあります。
カネかけず 免疫上がる 大笑い （さいたま 美ら小雪・毎日新聞・万能川柳）
心の底からの笑いなら期待出来ますが、バラエティの「強制笑い」「録音馬鹿笑い」では、免疫産生は期待出来ません。
黒塗りは もう出来ません デジタル化 （滋賀 絹川明男・よみうり時事川柳）
「消去」「削除」という手段があります。
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