6/7感染急拡大の台湾コロナ事情

２０２１年６月７日配信の「週九NEWS」からの引用です。台北在住の「仮名日本人」さんの取材記事です。
　これに注目したのは、「『コロナ対策の優等生』と呼ばれた台湾で、感染が急拡大している」からです。

　自宅マンションや、勤務先のビルで感染者が出る等、グッと身近になった。飲食店の店内利用は出来ず、
シャッターが下りて、外食文化の台湾の風景がガラリと変わった。

　感染の始まりは、ワクチン接種をしていなかった中華航空の国際線パイロットが持ち込んだとされている。
そこから台北の高齢者向け風俗店「茶芸館」でクラスターが発生し、更に感染が台湾各地に拡大した。

　５月初旬までは、台湾全体が「国内にいるのは安全」として、国内旅行バブルだった。平日でも高級リゾートホテルや
レストランやレストランが大盛況となる位で、気が緩んでいた。

　この事態に、台湾政府は５月１５日に台北と新北両市の警戒レベルを「第３級」に引き上げた。この措置で、
マスクの着用が義務化され、レジャー施設は閉鎖された。マスクをしないで川遊びをしていた１１人に、
６６万台湾元（約２６２万円）の罰金が科せられた。厳しい措置だが、国民は積極的に協力した。

　続きます

６月７日　　台湾は行ったことがない　　T.HoSoDa