7/21日本循環器学会の声明

新型コロナウイルスワクチン接種を巡り、「副反応」としての心筋炎と心膜炎が話題となり、
接種を受けない躊躇いの原因となっています。
　日本循環器学会は、これに関する実に分かり易い声明を、２０２１年７月２１日に発表して
います。全文を転載します。　　８月４日　　鳥取県南部町　細田庸夫

◎　新型コロナウイルスワクチン接種後の急性心筋炎と心外膜炎の発症率は、新型コロナ
      感染後の急性心筋炎と急性心膜炎の発症率に比較して極めて低い。

◎　新型コロナウイルスワクチン接種後に発症する心筋炎と心膜炎の大半は軽症である。

◎　新型コロナウイルス接種による利益は、ワクチン接種後の急性心筋炎と心膜炎の
　　危険性を大幅に上回る。

◎ 新型コロナワクチン接種後に、動悸・息切れ・胸痛等の症状が出現した場合は、
　　速やかに医療機関を受診することを勧める。　

◎ 日本循環器学会は新型コロナウイルスワクチン接種を推奨するとともに、今後の動向
　　を注視し、迅速な情報収集と提供に努める。

２０２１年７月２１日　　　日本循環器学会