10/14 南部町の「出羽」守より

「コロナ専用病院創設の必要性」がこのMLに載りました。既に私が書き込んだ外国「出羽」で報告しています。
もう一度、まとめてみます。

　台湾「出羽」、病院（台湾では醫院）を再編成し、「應変醫院」を作りました。患者が増えると、１病棟全部を
コロナ対応にします。それを超えると、病院全部をコロナ対応にします。他の病院はここを応援します。

　中国では、発生初期に臨時病院の火神山医院（１０００床）と雷神山医院（1600床）を１０日間で完成させました。
ＳＡＲＳの際に作った医院の設計図を応用して、２日間で設計図を完成させています。

　スペインでは、国際会議場を改装して１０００床の臨時病院を作りました。土葬がメインなので、スケート場を
借り上げ、１８００の棺を一時保管しました。

　スウェーデンの首都、ストックホルムでは、５つの大病院の内、カロリンスカ大学病院を新型コロナウイルス
感染症専門病院として、他の４病院が他の病気を扱うようにしました。

　日本では、大阪市立十三市民病院を、新型コロナウイルス感染症の専門病院にしています。東京都でも
三つの都立病院を専門病院化しました。どの程度かは知りません。

　日本でコロナ専門病院を作るとなれば、近隣から反対運動が起こり、候補地が二転三転する可能性があります。
　兵庫県では前知事の強い意向で、民間の日鉄広畑病院と兵庫県立姫路循環器センターが合併し、
兵庫県立はりま姫路総合医療センター（７３６床）が開設されます。新規感染症に備えて、公立病院を
充実させるのが目的で、院長は木下芳一先生です。

　このような問題は、新型コロナウイルスが幸いにして治まった時に「どうするか」も考えて取り組む必要があります。

１０月１４日　　「出羽爺」　　T.HoSoDa