11/9 東欧諸国　ワクチン低接種率の原因

日本では激減している新型コロナウイルス感染者が、東欧諸国で急増しています。その大きな原因が、
伝統的なニュース源の新聞、テレビ、ラジオではなく、ＳＮＳを中心としたソーシャルメディアを情報源とし
ていることです。「医療維新｜m3.com」（202１年１１月４日発信）からの引用です。

　東欧諸国、特にルーマニアとブルガリアで、感染者数と死者数が急増している。イギリスでも感染者数
は急増しているが、死者数は大幅に少ない。これはワクチン接種率の差であることははっきりしている。

　東欧諸国のワクチン接種率が低いことが原因であるが、決してワクチンが足りなかった訳ではない。
EUに加盟している両国は十分な量のワクチンを割り当てて貰っていた。しかし、両国では接種を忌避
する人が多く、ワクチンが余り、有効期限が迫って他国に売却されたとの報道がある。

　忌避する人が影響を受けたのは、フェイスブックやツイッター等のいわゆる「ソーシャルメディア」で
情報を得て、それを信じてしまった結果である。新聞・ラジオ・テレビ等をニュースソースとして利用して
いる人のワクチン懐疑派は１８％であるのに対し、ソーシャルメディアを情報源としている人では
これが４０％だった。

　更には、新型コロナウイルスの存在を信じない人や、ニュース内容が誇張されていると考える人の
４６％がフェイスブック等のソーシャルメディアから情報を得ていた。

　続きます。

１１月９日　　「助さん、格さん、もういいでしょう」とは言えない派　　T.HoSoDa

 

 

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