11/22 フランスのワクチン接種他

医療維新｜m3.com」で、２０２１年１１月１４日配信の一文、「フランス便り・驚異的な仏のワクチン接種、
対象者の９割に」を要約して紹介します。著者は、日本医師会総合政策研究機構・フランス駐在研究員の
奥田七峰子氏です。

　１１月９日、マクロン大統領は、大胆かつ意味あるテレビ演説をした。要旨は、
（１）    未接種の６００万人の国民に、接種することを強く求める。
（２）    ３回目接種は既に始まっているが、更にこれを強化する。
（３）    ６５歳以上の高齢国民は、前回の接種から６ヵ月以上経過して、３回目の接種を受けない場合、
今のワクチン・パスポートは、12月１５日以降失効とする。

　６，７００万人の国民の内、１２歳以上の国民の８９％が接種を完了している。５０歳から６４歳の国民と、
医療従事者は３回目の接種を受けることが出来るが、失効に関しては言及しなかった。そして、丁度いい
機会なので、インフルエンザ・ワクチンも同時に受けることが出来るとも付け加えた。

　フランスでは、カフェのテラスに座るのも、映画館に行くにも、不要不急の行動のあらゆる場面で、
提示が求められるので、「自由を手にするための切符」と呼ばれている。
　水戸黄門公の印籠の如く翳（かざ）すこのワクチン・パスポートが、フランス人の接種率を上げる何より
-の効果があったことは間違いない。

　続けます。

１１月２２日　　今は嵐の前の静けさと思う　T.HoSoDa

 

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