1/5 新型冠状病毒感染　封城

インターネットで得た１２月３０日の毎日新聞と、１月４日のCNN.co.jp からの引用です。
「新型冠状病毒」は、「新型コロナウイルス」、「封城」は「都市封鎖」です。

　中国の陝西省西安市（せんせいしょう せいあんし）は、１２月９日最初の感染者が発生し、
１２月２３日から都市封鎖となった。住民約１３００万人が外出原則禁止状態下に置かれている。
１２月２９日、新たに１５５人の感染者が確認され、累計１１１７人となった。政府は空軍の
医療チーム１５０人を送り込んで、必死で封じ込めを図っている。

　中国は「ゼロコロナ」政策を採っている。感染者が一人でも出ると、その居住区を封鎖して、
全住民のPCR検査を実施する。ワクチン接種の有無、PCR検査の陰性証明、感染地域での

行動記録とその管理はスマホを使って実施する。

　一方で。このゼロコロナ政策の弊害も出ている。西安では１２月２３日の都市封鎖開始後、
食料品等の生活必需品の不足に陥っている。「今深刻なのはコロナではなく、食料の問題」
と訴える人もいた。

　政府のゼロコロナ政策は、都市封鎖だけでなく、都市間移動の障害ともなっている。

一定期間内に感染地域を訪問した市民は外出禁止令を命じられ、ビジネスにも影響が
出ている。ワクチン接種についても、「１２億人が完了した」と誇るが、それで規制を

緩める気配はない。

　２０２２年２月には冬季五輪、秋には５年に一度の党大会を控えており、当分は「ゼロコロナ」
でいくだろうと見られている。国内で感染拡大が続けば、習近平体制の「制度的優位性」が

揺らぐので、当分は規制を続ける気配だ。

１月５日　　中国・四国９県で約１，１００万人の人口　T.HoSoDa

 

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