7月16日 老爺心溢れ過ぎ T.HoSoDa
「医療ニュース」で得た、2023年7月8日の毎日新聞記事を要
元の題は、「コロナ拡大『第9波』懸念 医療逼迫、防ぐ行動を」 西浦 博・
京都大教授」です。
新型コロナウイルスの流行が全国に拡大し、感染症の専門家は
「第9波」に入ったとしている。5月8日の「5類引き下げ」で、
がなくなり、感染状況が把握し難くなっている。
疫学分析が専門の、京都大学・西浦教授は、「データが乏しく、感
見通しが立たない」と対策の必要性を訴えた。
5類への変更後の定点把握でも、7週間連続で増え続けている。西
「沖縄県で医療に大きな影響が出ている。鹿児島県も医療逼迫が危
。西日本全体で増加が続いている」。
5類移行で、感染状況のデータが得られなくなり、専門家でも今後
見通しが立たない。感染者が増えているのは、社会経済活動が以前
同じように戻ったことが大きい。多くの人の免疫が弱くなり、その
クラスター等からの拡大が続いていると考える。同教授は、「今回
を意識的に社会的問題として取り上げないようにしている人が居る
ことも問題視している。
西浦教授のグループは、第6波の間に亡くなった1400人にイン
心疾患の超過死亡では、コロナの合併症で亡くなった人は3割程度
医療逼迫で必要な医療が受けられなかったためとしている。
都市部で起きている問題は、小児医療の逼迫である。小児では、R
感染症小児が異常に増えている。小児科救急は一定の空床のある状
今の都市部では満床となっている。救急医療が回らないことで、救
避けなければならない。
対策として、西浦教授は「個人としてマスク着用等の感染対策を実
、「移動やイベント参加等は、感染状況を自分で調べ、自分で判断
そして、「このように対策を個人に委ねるのは大変無責任。首相官
着用を強調すべきではないか」。
沖縄県では、6月26日から新型コロナ感染者のためのケア・ステ
開設した医療機関が病床を確保出来るように計っている。同じよう
都市部では小児医療のために必要となる。
6月16日の専門家会議で、尾身氏は「私は既に第9波に入ってい
発言し、疫学分析委員間では、「今後更なる感染拡大と、一定の死
見込まれる」との意見で一致した。
西浦教授は、「5月の5類引き下げと規制緩和は、「命を助けるも
今回は「国が何もしないので、相当厳しいと思っている」と述べた
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