7/24 抑え込まれたのか、見えなくなったのか

臨床ニュースで得ました。時流 「マスク下の感染症」企画の(1)で、元の題は、「感染症の波は来るのか、
状況把握に必要な2つの視点」です。
 ちょっと古いですが、2023年5月31日発信で、埼玉医科大学・総合医療センター・総合診療科内科教授の
岡 秀昭先生のインタビュー記事です。

Q:新型コロナウイルス感染症が流行りだして3年過ぎた。日本ではロックダウン以外のあらゆる手段を実行した。
これで、他の感染症も抑えこまれた。今後普通の生活に戻って、今まで目立たなかった他の感染症が流行する
懸念はないか?
A:これは二つの視点で考える必要がある。先ず、新型コロナウイルス対策で、それ以外の感染症の流行も
「一緒に抑え込まれた」のか。あるいは、新型コロナウイルス対策を優先するあまり、他の感染症の流行が
「見えなくなっていた」のかという視点である。
 「一緒に抑え込まれた」の代表格が季節性インフルエンザである。新型コロナウイルスの流行が始まると同時に、
インフルエンザは速やかに収束した。その次のシーズンでの流行は抑え込まれた。今シーズンは各地で流行が
見られている。
 インフルエンザは高熱、咳嗽、そして関節痛等の症状が出るので、市中の医師も診断には慣れているので、
流行が把握されないことは考え難い。本当に患者が少なかったのは間違いない。
感染経路が同じ、新型コロナウイルス対策で、インフルエンザも一緒の押さえこまれた可能性が高い。しかし、
同じ感染経路のRSウイルス感染症は増えたので、コロナ対策だけが季節性インフルエンザを抑制したのかは不明である。

Q:見えなくなった感染症の代表と思われるHIV感染は、本当に減ったのか
A:HIV感染症が「見えなくなった感染症」の典型である。この感染症は、2008年迄は年々増加し、以後は
「高値安定」的な数が続いていたが、2020年は大きく減少し、2021年は激減した。
 HIV感染は減ったように見えるが、無症状が何年も続き、それから症状が出るので、検査を受けるしか
発見手段はない。この3年は保健所等が新型コロナウイルス感染対応に追われ、HIV検査件数が減ったのが
原因と思われる。今後も注視が必要で、目が離せない。

7月24日  「コロナを克服した印としての夏祭り」を危惧する  T.HoSoDa

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