4/16時事川柳もコメントも ブログ読者は えびす顔

T.HoSoDaの時事川柳選句（1465）　　　　　　2019年4月16日

巻き舌で　日本語歌う　ロック歌手　（鴻巣　雷作・毎日新聞）
　英語訛りの日本語で歌うと、舶来崇拝の脳細胞が活性化されるんです。

全員が　自由でこその　多数決　（久喜　宮本佳則・毎日新聞）
　「99％が賛成」の投票を考えて下さい。

こんな世で　さえも新芽が　顔を出す　（北九州　智 鈴・毎日新聞）
　こんな世だから、ちゃんと芽が出たんです。

将来が　不安な国に　子は増えぬ　（福岡　朝川 渡・毎日新聞）
　今の世が不安な国に、子供が多いんですがね。

百均に　ハズキと言わぬ　ルーペあり　（富士見　不美子・毎日新聞）
　百均は108円、ハズキは10,000円以上です。Lupeはドイツ語です。

テレビ前　コメンテーター　妻がする　（伊勢　オカリナ・毎日新聞）
　十分です。その程度の人がワイドショーではメインです。”バカ“笑い声は機械任せです。

やんちゃな子　消え失せいじめ　増加中　（奈良　稲葉樹逸・毎日新聞）
　いわゆる「ガキ大将」の存在が許されなくなり、いじめが陰湿化しました。

ともかくも　戦争なかった　平成は　（浦安　さやえんど・毎日新聞）
　日本のお話です。世界中で「紛争」が起こっており、戦争並の死者が出ています。我が日本は「憲法九条」で守られていますので、ご安心下さい。

じだんだを　踏みっ放しの　カープ女子　（奈良　高坂修輔・毎日新聞）
　たった一人の丸選手の放出がこの原因でしょうか。

ソメイ君　筏を組んで　播磨灘　（大阪　上野義則・毎日新聞）
　染井吉野の花弁が散ると「花吹雪」となり、地面に溜まると「花絨毯」、川面に落ちると「花筏」となります。「いかだ（筏）」。立派な美化表現です。

有名に　なれば落書き　消されない　（相模原　林 ヒロシ・毎日新聞）
　それでも落書きの場所と内容によるんじゃないでしょうか。有名でない店の色紙、誰か不明が大部分で落書きに近いと思います。

解説者　向きとは思え　ないイチロー　（徳島　仲 真平・毎日新聞）
　同感です。判じ物に近い、冷徹な言い方で、爆笑し難い解説になります。

言いそうだ　月の裏側　中国領　（取手　崩　彦・毎日新聞）
　まだ言いませんが、既に準備はしてあると思います。